おすすめ度 ★★★★★
あらすじ
1990年代後半の北海道。高校生の也英(八木莉可子)とクラスメイトの晴道(木戸大聖)は恋に落ちる。やがて付き合い出し2人はかけがえのない思い出を作っていく。しかし、也英が大学生になった頃に悲劇が起き、2人は別々の道を歩むことになる。それから月日が経ち現代の(満島ひかり)と晴道(佐藤健)はある出来事をきっかけに再会を果たす。過去を回想しながら進む物語、最後は涙溢れる結末が待っている。
感想
平成生まれ、平成に青春時代を過ごした方にとても刺さるストーリー。映像も音もおしゃれで見ていてとてもキラキラとした気持ちになれる。あなたの初恋はいつですか?高校時代はどんな時を過ごしましたか?今、思い描いていた人生を歩めていますか?そんな問いかけをしたくなるような、『運命』という言葉を信じたくなるような、そんな一作。
見所
- やえと綴、晴道と恒美のリンクコーデ
- やえの丁寧な暮らしぶり
- やえの母の不器用な母親愛
- なんといっても一途な晴道の愛情
- 絶妙なタイミングで流れる宇多田ヒカルのFirst Love、Automatic、初恋
心に残ったシーン
- 大学で東京へ進んだやえ。行くお店や付き合う友達で晴道との気持ちがすれ違って行くシーンが自身の経験と重なりちょっと昔を思い出した
- やえの母が義家パーティーに参加するために一生懸命ドレスを選んだり、お金を包もうとしているシーン。だけど、義家には歓迎されていないく、それを知らずに一生懸命に準備しているシーンが切ない
- おうたろう、「前をみろ!まっすぐ進め!」
- 「やえちゃんは私の特別な子」と繰り返し発せられるやえママの言葉。自分もきっとそんな風に育ててもらったのかなと考えたりする
- ファーストラブを聞いて、昔を思い出すやえ
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